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Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年1月6日火曜日

Word+Photoshopで年賀状を作る場合のメリット・デメリット

イントロダクション

年末年始と言えば、大掃除のほかに年賀状を作らねば!という人は多いと思います。

さて、そんな年賀状の作成ですが、近年では様々な選択肢があります。
宛名面・文面の作成方法や印刷方法、年賀状の受け取り方法で大まかに分類すると、次のような方法があるのではないでしょうか。



(1) 手書きで作成
(2) パソコン(スマホ)でデータ作成+自宅プリンターで印刷
(3) パソコン(スマホ)でデータ作成+店舗プリンターで印刷
(4) パソコン(スマホ)でデータ作成+インターネットで印刷注文して受け取り
(5) パソコン(スマホ)でデータ作成+インターネットで印刷から投函まで依頼


近年では、店舗のプリンターで印刷できたり、インターネットでデータを送れば印刷することのできるサービスが利用できるので、自宅にプリンターが無くても手軽に年賀状を作成することができます

しかも、インターネットでデータを送れば、印刷から投函まで済ましてくれるようなサービスまで登場しています。郵便局やポストまで行くのが面倒くさいという人にとっては、とてもありがたい状況です。


自宅のプリンターで年賀状を印刷

さて、そのような便利なサービスが登場していても、自宅のプリンターで年賀状を印刷する人もいると思います。

私も今年も自宅のプリンターを使って年賀状を作成しました。


自宅のプリンターを使って年賀状を作成する場合にも、様々な方法があります。

その方法の一つに、宛名面は Word で作成し、文面は Photoshop で作成する方法があります。
(私が今年も使用した方法です。)

Word+Photoshopで年賀状を作る
Word+Photoshopで年賀状を作る


Word+Photoshopで年賀状を作る

宛名面をWordで作成

Word には「差し込み文書」として、はがきの宛名面を作成する機能があります。

年賀状の宛先一覧を住所録ファイルとして保存しておけば、来年以降は宛先を手入力するのではなくその住所録ファイルから差し込むことが出来るため、非常に便利です。


宛名面をWordで作成
宛名面をWordで作成


メリット

Word があれば使える
この方法のメリットとして、Word がインストールされていれば使えるという点があります。

そのため、専用の宛名印刷用ソフトウェアや年賀状作成ソフトウェアをインストールする必要が無く、また、その手順を覚える必要がありません。


また、パソコンにプリインストールされている年賀状作成ソフトウェアを使用した場合には、パソコンを買い替えた時にその年賀状作成ソフトウェアがプリインストールされておらず、別途購入し直すといった手間と費用が発生する可能性があります。

Word の場合、Word 自体はプリインストールされていたり別途購入しないと手に入りませんが、年賀状作成ソフトウェアの場合と異なり、Word は文書作成の用途で使用する機会があるため、パソコンにインストールしてある確率が高まります。


デメリット

汎用的(宛名面印刷に特化していない)な分気をつけねばならない点があります。

多機能ゆえの使いにくさ
Word 自体、機能が豊富にあるため、宛名面印刷に必要のない機能が画面上に表示されています。

そのため、宛名面作成専用ソフトウェアであれば、宛名面作成に必要の無い機能が無いため、迷わず操作できるところを、Word では目的の機能を探すのに苦労する可能性があります。


自由度の高さゆえの使いにくさ
印刷の配置自体も柔軟に変更できるため、操作ミスにより住所や名前の印刷部をずらしてしまう可能性があります。

また、標準のデザインでは住所や名前が長い場合には、印刷領域に収まらず、途切れたりする可能性があります。そのため、自分自身で印刷デザインを調整する必要がある場合があります。


文面をPhotoshopで作成

文面を自由にデザインするために、画像編集ソフトである Photoshop を使用して文面を作成しています。

文面をPhotoshopで作成
文面をPhotoshopで作成

メリット

表現の幅の広さ
年賀状作成ソフトでは、文面のデザインに機能的な制約がつく場合がありますが、高機能な画像編集ソフトである Photoshop を使用すれば、画像の表現の幅が大きく広がります。


デメリット

コストがかかる
Photoshop 自体は有料のソフトウェアのため、わざわざ年賀状を作成するために購入するのはコストとして高くつきます。

日常的に Photoshop を使用していて、手元にあるという場合には、この点は問題になりません。


素材を集める手間がかかる
また、年賀状作成ソフトウェアには、年賀状の素材が付与されている場合がありますが、Photoshop を使用する場合には、自分自身で素材を集めてくる必要があります。


まとめ

年賀状の作成方法にはいろいろな種類があります。

その一つの方法に「Word+Photoshopで年賀状を作る」方法があります。


方法によって、メリット・デメリットがそれぞれありますので、自分自身の目的に応じて、年賀状の作成方法を選択したいところです。






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