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Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年6月6日金曜日

Blogger:ラベルで記事を分類した結果、カオスに!どうする!?

イントロダクション

Blogger の投稿には、投稿の内容を分類するためにラベルを付与できます。
ラベルを付与することで、関連する投稿を発見しやすくなったり、ある分類の投稿がどのくらいブログ内にあるのかわかるようになります。

しかしながらこのラベル、記事の内容を正確に分類しようとさまざまな種類のラベルを付与していると大量のラベルがラベルウィジットに表示され、かえってどんな記事があるのかわかりにくくなってしまいます。



ブログ内に様々なラベルが存在していると、ラベルウィジットがとんでもなくごちゃごちゃに!カオス!
一目でどんなラベルがあるのか把握するのは困難。


対処方法

この問題への対処方法は次の 5 つが挙げられます。

(1) ごじゃごじゃでも気にしない!
(2) 関連性が高いラベルをまとめて、ラベルの数を減らす。
(3) クラウドラベルは使用せず、リスト形式のラベルウィジット(あいうえお順)を使用する
(4) 新しいラベル付技法を考案する。
(5) 独自にラベルウィジットを構造化する道を進む


(1) ごじゃごじゃでも気にしない!

(1) は現状維持です。
ラベルは細かく付けられる反面、ラベルウィジットはカオスとなります。

Bloggerのラベルウィジットの表示形式にはリスト形式とクラウド形式があります。
上記の例はクラウド形式のため、余計カオスに見えてしまうかもしれません。
リスト形式にしてあいうえお順に並べておけば、まだ見やすいかもしれません。


(2) 関連性が高いラベルをまとめて、ラベルの数を減らす。

(2) はラベルの数を減らして、ラベルウィジットを整理しようという話です。
例えば、ラベルとして、


  • C 言語
  • C++ 言語
  • C# 言語


というラベルがあった場合、まとめて「プログラミング」というラベルに張り替えるという方法です。
(この例ではわかりやすさのため、比較的大きなくくりでまとめています。ラベルのまとめでは、更に細かい分類でラベル付けされているケースを想定しています。)

この方法のメリットとしては、ラベルの分類の数が減るため、ラベルウィジットは見やすくなります。
その反面、デメリットとして、ラベルが大きな枠組みになってしまうため、ラベルから細かい分類で記事を探すことが出来なくなってしまいます。



(3) クラウドラベルは使用せず、リスト形式のラベルウィジット(あいうえお順)を使用する

どうしてもクラウド形式のラベルウィジットを使用すると、ラベルがごちゃごちゃしている感じが拭い去れません。
クラウド形式のラベルウィジットは、小さなスペースにタグを押し込めて設置できるというメリットがありますが、ラベルのごちゃごちゃ感はその反面ですね。

そこで、クラウド形式のラベルウィジットは使用せず、リスト形式のラベルウィジット(あいうえお順)を使用するという方法があります。


リスト形式のラベルウィジット(あいうえお順)ならば、ラベルが一列にあいうえお順で整列しているため、まだラベルウィジットのカオス感を抑えることができます。


(4) 新しいラベル付技法を考案する。

リスト形式(あいうえお順)でラベルを表示することを考えて、新しいラベル付の表現技法を考案して、見やすくするというという対象方法が考えられます。

例)元々のラベル

C#言語
C++言語
Constructor
C言語


上記のケースでは、プログラミング言語とプログラミング言語の要素であるConstructorが同列に並びます。

人によっては、言語に関係なく Constructor をラベルとして区別したいという考えもあると思います。
ただし、言語によって Constructor をラベル付したい場合にはどうすればよいでしょうか?

その一つの方法に、次のようなラベルの表現方法が考えられます。

例)ラベルを階層化して表現

C#言語
C#言語:Constructor
C++言語
C++言語:Constructor
C言語


この例では、言語ごとに C#言語:Constructor と C++言語:Constructor というラベルを使い分けることで、言語ごとの Constructor の区別を可能にしています。

ここで、言語名と言語要素を区切る ":" はわかりやすければ何でも構いません。

このような表記をすることで、リスト形式(あいうえお順)でラベルを表示した場合には、最上位要素(ここでは言語名)がまとまって表示されるので、ラベルウィジットの表示として見やすくなります。


(5) 独自にラベルウィジットを構造化する道を進む

私はクラウド形式のラベルウィジットを JavaScript を使用して動的に構造化する道を選びました。

クラウド形式のラベルウィジットを JavaScript を使用して動的に構造化


どのような方法で動的に構造化しているのかは、別記事「Blogger:ラベルを構造的に表示する!ラベルを構造化すると新たな発見があるかも?」へ記載しました。

このようにラベルを構造化表示することで、クラウド形式でカオスになっていた状態に比べて見やすくなったのではないかと思います。


しかしながら、上記の記事で紹介した方法の場合、ラベルを構造化するための構造化データを手動で作成する必要があります。

もし、(4) の方法でラベルを構造化して命名しておけば、動的に JavaScript で表示を整えるにしても、投稿のラベル設定でラベルの構造化データを生成できるため、構造化データを手動で作成する現方式に比べて楽だったのではないかと思います。


まとめ

以上、5 つのラベルの分類方法をご紹介しました。

私のブログの場合、ラベルの数が増えた後にラベルのカオス化という現象に気が付いたため、あとからラベル構造を JavaScript で動的に整えるという施策をとることになりました。


ブログ開設初期の段階でどのようなラベル付にしたら、ラベルの分類が見やすくなるのか考えてからラベル付するとよいでしょう。





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